からだの水が足りなくなると
海水に似たからだ
数十億年前、地球最初の生命体は、海の中で誕生しました。
やがて、海から陸へ上がり、人間へと進化していきました。はじめは細胞の壁さえなかった単細胞生物でした。現在、人間の体液が、イオンを含んだ海水に似ているのはその名残といえます。
成人での血液の総量は5リットル、血液以外の体液の総量は1〜2リットルです。
血液の90%は水で、驚くことに脳も80%は水 なのです。
一日に必要な水の量
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飲み水は胃を通過し、腸で吸収され、 1分以内血液の中に入ります。
| 排出 |
摂取 |
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尿1.4L
便0.1L
汗・呼吸1L
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飲み物1.1L
食物1.1L
代謝物0.3L※
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※代謝物とは タンパク質や炭水化物、脂肪などが酵素分解されるとき生成される水分 |
表のように人間は絶えず水を摂取し、排泄し、循環して生きているのです。 |
1%不足すれば猛烈なのどの渇き
生命活動を維持するためには、1日約2.5リットルの水分摂取が必要だといわれています。
体内の水分のうち1%が不足しただけで、猛烈な、のどの渇きを覚えます。
また2〜4%不足すると脱水症状が現れます。脱水症状は、体の中のナトリウム、カルシウムなどのバランスが悪くなることが原因で、熱が出、さらに進むと幻覚症状に陥ります。
ある程度を越えてしまうと、死にいたってしまいます。
脱水症状は、小児の場合で5%ほど不足すると起こり、成人では2〜4%不足すると、顕著な症状があらわれはじめます。
ここまでいかなくても単なる水分不足でも血液がドロドロと粘り気のある状態になり、脳梗塞、心筋梗塞といった血管が詰まる深刻な病気になることもあります。
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